越前和紙の産地である福井県越前市への視察研修を実施
越前和紙の特性や応用例を学ぶことで、和紙の可能性を探ります。大学研究者のシーズと会員企業のニーズをマッチングし、医療・健康・介護・福祉分野での新製品開発を進めていきます。
一日目は越前商工会、越前和紙専門店「うめ田」、山次製紙所、神祖神岡太神社・大瀧神社を視察しました。二日目は越前和紙の里 紙の文化博物館を訪れました。
越前商工会
越前商工会が行っている越前和紙の取り組みの現状について説明を受けました。SMGの趣旨や目的を説明して協力及び連携をしていくために、交流を深めました。
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越前和紙専門店「うめ田」
和紙専門店で1500年の歴史を持つ日本最古の越前和紙をはじめ、常備2000種以上の和紙・和雑貨が取り揃えられている。様々な用途に応じた越前和紙及び和紙製品を取り扱っていました。
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山次製紙所
越前商工会に紹介してもらった製紙所で明治元年創業の越前和紙の手漉き美術小間紙メーカーです。多様な柄模様が特徴的な和紙を漉いており、特殊模様紙や連続紙も生産しています。製紙所内を見学させてもらえたので、和紙の製造工程を見ることができました。和紙の特徴及び製造方法の説明を受けました。
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紙祖神岡太神社・大瀧神社
全国で唯一の紙の神様を祀っている神社で、江戸時代後期を代表する建物として昭和59年に国の重要文化財に指定されています。岡太・大瀧神社の本殿および拝殿は、木彫りが施されて重厚で複雑な屋根が印象的でした。
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越前和紙の里 紙の文化博物館
本館1階では、越前和紙の発祥や産地、歴史、取り巻く人々の営みを映像とパネルで紹介しています。本館2階では年数回の特別展が開催されており、今回は和紙ドレス展でした。とても大胆で独創的でありながら、細部までこだわられた作品でした。別館では産地を代表する和紙約125点を展示されています。
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お問い合わせ先
鈴鹿商工会議所 事務局 小菅・杉野 TEL :059-382-3222